SATOMACHI/さとまち

街中の自然を味わう仕掛けで、来を創る。

古代稲の集い「赤米」@SHIBAURA HOUSE

「SATOMACHI」イイネプロジェクトでお世話になっている、上野長一さんが登壇されるとのことで「古代稲の集い」に参加してまいりました。

古代米の集いのテーマが「赤米」?なぜ赤米なの?黒米や緑米は……?
普段私たちが口にしている白米の先祖をたどると、すべてのお米が「赤米」にたどり着くからだそうです。
最近、有色米を美味しいと思うようになってきている私としては、そういわれると興味津々・・・

光を浴びて美しく輝いている「赤米の稲」

赤米に魅せられて

今回のイベントを主催されている『日本古代稲研究会』は、古代史と赤米に魅せられ、その命を蘇らせたいと貴重な種を育て始め、普及活動を行っているそうです。
赤米・黒米・緑米といった有色米は、栄養価も高く最近、よく目にするようになりました。これらのお米は、香ばしくてとてもおいしいんです。私は、イイネプロジェクトを通して上野さんと出会い、約50種類の古代米がミックスされた「いろいろ米」を知りました。今では、すっかり古代米のファンです(笑)

消え去りつつあった古代米が、今こうして美味しくいただけるようになったのは、もしかしたら「日本古代稲研究会」のおかげなのかもしれませんね♪

上の写真は赤米の稲です。赤米の稲は背丈がとても長く、倒れやすく育てるのが大変だそうです

「稲」を様々な視点から考えてみる!

京都文教短期大学 学長 で、赤米・古代稲の保存普及の第一人者でもあられる安本義正さんによる基調講演から始まり、続いて行われた稲生産者上野長一さん、保志公平さん、増田卓也さん/料理家村上愛子さん、山川瑞穂さん/クリエイティブディレクター天宅正さんによるトークセッションは、時間があっという間に過ぎてしまうほど内容が濃く、楽しいお話ばかり…。中でも「まるざ発芽玄米研究所」の山川瑞穂さんのお話は、大変興味深いものでした。まるざ発芽玄米研究所のHPもご覧になってみてくださいね!

「稲」
というキーワードでさまざまな分野でご活躍されていらっしゃる方々が、それぞれの立場で「育てる・食べる・広める」が三位一体となって進められたトークセッションは、楽しい&美味しいひと時でした!

「ひかり農園」園主で、日本古代稲研究会会長の増田卓也さんのトーク
栃木県 で600種類の稲を栽培する古代稲生産者の上野長一さんの熱いトーク
OXYMORONシェフ・ディレクターの村上愛子さん/まるざ発芽玄米研究所代表の山川瑞穂さんによる「古代米」を使ったお料理とドリンク がふるまわれました。どれもがひと手間もふた手間もかけれれた、やさしい味のお料理ばかり。とてもおいしくいただきました。

おみやげも・・・

玄米米粉カレーパウダーや古代餅、トークセッション中に頂いたお味が本当においしくて、家族にも食べてもらいたいと思って、お土産に買ってしまいました!
栄養がたっぷり、炊くと香りが香ばしくて美味しい古代米!とてもおススメです。目にする機会がありましたら、ぜひ召し上がってみてください。

上野さんご夫妻と。
上野さんご夫妻と。

「古代稲の集い」2019年3月21日@SHIBAURA HOUSE

文/「SATOMACHI」コーディネーター 瓜生

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