SATOMACHI/さとまち

街中の自然を味わう仕掛けで、来を創る。

〈REPORT〉10年目!六本木ヒルズの麓、朝日神社での小さな米づくり。|お田植え神事とこけ田んぼ作り

今年で10年目となる六本木の芋洗い坂にある朝日神社さんでの御田植祭&「こけ田んぼ」づくりを6/11(日)開催いたしました!
この2日ほど前に関東は梅雨入りし、雨の中での開催となりましたがちょうど御田植神事が執り行われる時は雨もしばしお休みしてくれたので、子どもたちによる田植えも無事に終えることができました。

日々食しているお米のありがたさを感じるきっかけに!

朝日神社神主の綿引さんから「稲」のお話を伺うところからはじまりました。
(綿引さん)「普段口にしている「お米」はどうやってできているか知ってる?」
1本の苗を手に取って、「この苗が生長すると実がなって、それがみんなが食べているお米なんだよ。」
「お米の種ってどういうのか知っているかな?」
苗をみんなに回して、よ~く観察すると 根っこのところに茶色っぽい粒が付いているのを子どもたちが発見!
「そう!この粒…お米そのものが種だったんだね。」
分かりやすく優しい声でお話をしてくださる綿引さんのお話に子どもたちは耳を傾けて聞いています。

さて、いよいよこけ田んぼづくりです。
まず、たくさんお米が実るようにするために大切なこけ田んぼの土づくりからはじめていきます!
トレーに載った3種類の用土にお水をかけて こねていきます。みんな泥んこ遊びを楽しんでとても和やかな雰囲気。
よ~く混ざった土を一つの大きなお団子にして、いよいよ田植えです!
苗が折れないように 優しくお団子の穴に植え、あっという間に田植えの完了。次は、こけ張りです。
小さなおお手々ではちょっと難しいので、お家の方と一緒に泥団子全体をこけで包んでいきます。
初めパサパサしていたこけがフワフワになって、みんな盛り上がっておしゃべりしながら手を動かしている時
こんな声が聞こえてきました。
「なんか山のにおいがする~!」
おっ~!自然に触れる機会を経験しているんでしょうね、4歳のお子さんでも作りながらそんな言葉を発するなんて(^_-)-☆お話も弾み 嬉しくなりました♬

苗を傷つけないように親子で慎重に…こけを糸で張っていきます。みんな真剣!黙々と糸を片手にグルグル巻いて、出来上がったら みんな笑顔でいっぱい(^^♪
そして、こけだまたちにも表情がでてきて モールで着飾って完成です!

豊作を願い「御田植祭」

朝日神社では、毎年子どもたちによる御田植祭が行われています。
今年もこけ田んぼを作った後、子どもたちは社殿に移動して、豊作を願う御田植の神事に参加します。

苗を植える楽しさを体験した子どもたち、次の苗ちょうだい!!と、おかわりしてま~す(^_-)-☆

たくさん実りますように!

綿引さんが手にしている稲は、昨年収穫された稲。秋の収穫感謝祭である新嘗祭の時は、根をつけたまま奉納されるそうです。
今年の稲はどのように育っていくのでしょう。楽しみです(^^♪
収穫までの生長の様子は、Instagram Facebookでも見ることができます。
アクセスしてみてください!
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2023年のお米作りスタートです!

イベント詳細
  • 日程: 2023年6月11日(日)
  • 場所: 朝日神社 東京都港区六本木6-7-14
  • 時間:(受付)午前10時00分  (開始)午前10時30分~
  • 参加費: 2000円(1名) ※こけたんぼキットを含む/付添いの方は不要です。
  • 定員: 10組程度

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