今回の企画は、そんなことを思う、互いに違う視点を持つ方々と出会い、新たな景色が見れるきっかけがちょっと生まれたらいいなと思って開催します。比治山公園におけるにぎわいづくり推進その他業務の一環での勉強会でもあり、野外ミュージアムパークに関する知見をみなさんと一緒に深める場になります。
先日の5月29日にNHK Eテレの全国放送「ザ・バックヤード」で三段峡が放送されたのを家族で拝見し、その週末に早速三段峡に遊びに行き、こんな近くの場所に素敵な自然環境があるなんてと家族で感動した和田です(笑)
テレビでもあった赤い滝に興味津々の娘。感化されやすいのがまるで自分のよう(笑)にしても自然の迫力は本当に素晴らしく、四季折々に遊びにいこうと思います。
ということで、今回は三段峡で活動するさんけん(NPO法人三段峡-太田川流域研究会)の理事長・本宮さんにお越しいただき、さんけんのバックヤードを伺います。野外博物館が生まれた経緯や秘められた想い、こどもを中心としながら、年齢や経験に応じた出番がデザインされた学びの仕組みづくりやその展開方法について一緒に学びませんか?「ザ・バックヤード」でも取り上げられていましたが、さんけんの掲げる「野外博物館」というコンセプト。めちゃくちゃ気になりませんか?
「従来の景観を眺める観光地から、体験と学びの野外博物館として三段峡を捉え直す」
という視点は、SATOMACHIで比治山公園を考える上でも重要なポイントになるのではと思っています。ちょうど先日東京のシモキタ園藝部に視察にお邪魔した際に「見るみどりから、使うみどりへ」と伺ったのですが同じマインドチェンジが根底にあるのではと思います。
「しらべる・つたえる・つなげる」
の3stepが気になります。野外博物館として、「資料収集・保存、調査研究、展示、教育普及」の機能を観光振興に活かしているという点。これは、学芸員の本質的なことであり、ビジネスを組み立てることでも大切なことであり、まちづくりを考える点でも根幹ではないかと思っています。今、住んでいる十日市のプロジェクトを考えているのですが、消えてしまったかつての町名を学んだりするととても興味深く、それを現代に、そしてこどもたちに残せないかと思っていたりするのでとても共感します。
さらに、さらに気になるのは、「こども同士で学び合う さんけん自然塾」。講師役のこどもの成長などこちらも興味深いです!
今回の和えもの “広島全体が野外博物館になったら(仮)”
さらに学びを深めるため、グループセッションで「広島全体が野外博物館になったら(仮)」を考えていけたらと思っています。比治山公園も野外博物館にできたらと思っているのですが、参加するあなたのエリアも野外博物館にしてしまって、それらが連なって広島全体が野外博物館になったら楽しそうと思ってしまいました。そうするとどんなことが起きるかワクワクすることをみなさんとディスカッションできたらと思っています。
元安川を望み、太田川流域で考える。
今回の会場は、「ポートクラウド」。ゲートパーク横の商工会議所ビルにあるまちづくりワーキングスペース。平和公園を一望できるスペースは気持ちいいですし、太田川上流の三段峡を考える上でも川を望みながらの空間がいいなと思っています。
そして、ワンドリンク付きの飲み物は、目の前のアーカイブコーヒーなどいくつかの豆を用意するのでお好きな豆をミルで挽いて楽しむセルフスタイルのコーヒーで、クラフトビールも少しご用意。オプションのフードは、安芸太田のキャンプ場にもお店のある的場町のアウトドアレストランのTONQALさんにご協力いただきます。メニューは、“鯛カツと燻製玉子のタルタルのホットサンド”。想像するだけで涎が出そうです(笑)
次世代を担う方々にも来てもらえたら。
今回も多世代の交わりも生まれたらいいなぁと考え、学生価格も用意。気軽に参加しやすいようにしてみました。
自然教育に携わる方はもちろん、観光、まちづくり、学芸、生き物などさまざまな視点から興味を持っていただき参加してもらえると嬉しいです。みんなで脳みそを一緒に動かしましょー!
CONCEPT
○あえるひろしまとは?
nextひろしま(広島愛を持ったこれからの広島をつくる人たちの業種・世代を超えたゆるいコミュニティ)とSATOMACHI(街なかの自然を味わう仕掛けを提案するプロジェクトチーム)が運営するセッションイベント。広島人なゲスト(広島につながっていればOK)のスパイスをいただきつつ、参加するみんなで一緒に広島を美味しく味わう仕掛けを考えていくきっかけづくり。
○あえるひろしまの土壌となる思い
- 素敵な活動をされている広島人に会って刺激を受けたい。心を焚き付けられたい!
- 多様な視点の広島人と対話をすることで一人では見えない景色を見つけたい!
- 広島というエリアには留まらず、グローバルの中での広島人のつながりや感性を楽しみたい!
○あえるひろしまの育て方
- 【会える】いろんな特徴のある人たちが出会い、
- 【和える】みんなで一緒に考えて、アイデアをかけあわせていくと、
- 【合える】みんなが「いいね」と思える、たのしいコトの芽が見えてくる
CONTACT
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SATOMACHI/さとまち
info@satomachi.jp
090-3918-1211(担当:和田)