SATOMACHI/さとまち

街中の自然を味わう仕掛けで、来を創る。

2019年もやります!棚田で稲作@大山千枚田

昨年スタートしました「さとまち」の稲作活動!今年もやります。
その準備として、まずは2/24(日)大山千枚田に行ってきました。
この日の棚田はこんな感じ…
まだ みどりが少なく殺風景な感じですが、木の枝をよく見ると、芽吹いている樹もあって春の訪れを感じましたよ~。

稲作はみんなで!!

この日は、稲作を始めるにあたって棚田オーナーの方々の顔合わせと1年間の流れの説明会でした。
田植えの時期までに「田起こし」「水入れ」「畦塗り」「草刈」「代掻き」、ここは保存会の方々がメインでしてくださいます。もちろん希望すればこの経験もできます!棚田は機械が入れないので、昔ながらの手作業です。
これはなかなかできる体験ではないので、大変な作業ではありますが、本当の稲作知る!という意味でもやってみたいですね~。
これらの準備をしてから、いよいよ田植えです!
こちらは、昨年5月はじめの棚田の様子。

田植えは5月のはじめ、ちょうど八十八夜のころなんですね。
ここで少し八十八夜の余談を!
「夏も近~づく、八~十八夜♬」と歌をご存知の方も多いでしょう。私も子どもの頃は、茶摘みの歌としてて遊びうたで教えてもらいました。が……実は、この時期は、あと数日で夏を迎え、霜による田畑の被害ももうなくなるという頃、「八十八夜の別れ霜」ということばがあり、そろそろ田植えをはじめよう!という時期なのです。八十八夜はお米づくりの大切な時期でもあり、八十八という文字を組み合わせると「米」という字ができることから、農家の人々にとって特別な日とされてきているそうです。

田植えが終わると、日々の水の管理→定期的な草刈→収穫へと進みますが、どの作業もとてもとても一人で出来るものではありません。説明会でもお話がありましたが、稲作は協同作業!!自分のところが終われば、終了~ではないんです!周りの田んぼはどうかな?と周囲に気を配り協力できるところは、みんなで稲作づくりをしていきましょう~。ここ、大山千枚田もそんなスタンスです。集まってくるオーナーさんは、皆いろいろなところから来ています。田植えの時、お隣の田んぼの方とは「初めまして、こんにちは」かもしれませんが、草刈や収穫と作業を行っていくうちに稲作仲間が広がり、きっと会話も弾んでいくことでしょう。

さらに学び多き1年に!

これまでも、私は稲作体験をしてきたことはありましたが、それはどれも1日体験型=午前中田植えをして、お昼からバーベキューイベント…収穫の時も同じようなスタイルで行われるものばかリでした。お米を育てることは大変な作業なんだな~、ということは実感できたものの、植えた稲がどのように生長し姿を変えていくのか、稲と人とのかかわりはどうなのか?知る由もありませんでした。
しかし、今回オーナー制の棚田稲作を1年を通して向き合ったことで、いろいろな気付き、考えさせられることがありました。「稲を知る」ということは、日本の文化についても関心が深まってきました。まだまだ知りたいことがたくさんあります!
今年は昨年の経験をベースに、さらに稲を通して「日本の暮らし」について新たな発見・気づきと出会えますように~☆
また、報告していきたいと思います!
1年間、またお付き合いくださいませ~!

「さとまち」メンバー&応援隊の皆さまと5/1(水)に、田植えに行ってきます!そのころは、木々や草花も太陽の光をさんさんと浴びて美しい山の景色が広がっていることでしょう。とても楽しみです♬
今年はここで田植えをします♬田植えのしやすそうな場所です。

2月下旬、南房総にはもう早い春の訪れが~。

「さとまち」コーディネーター/瓜生あずさ

 

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