ことばと季節と、広島の風景と。-ひろしま二十四節気-

POPUP展:
うつろうSATOMACHI

会期:
2025年9月2日-9月30日

会場:
広島市現代美術館 339カウンター

広島市現代美術館の339カウンターで6月5日から開催している「うつろうSATOMACHI —二十四節気とセミの観察から、季節・いのち・感性・風土をめぐる—」。
9月2日から会期最後の9月30日までは、「ひろしまのうつろい」をテーマに、広島を拠点に活動する24名の方々が詠んだ二十四節気の句「ひろしま二十四節気」を紹介しています。夏から秋に季節が移ろう比治山で、広島の風景を思い浮かべてみてください。

Intro

「こどもと二十四節気かるた」は、農的な暮らしから育まれた自然への感受性の二十四節気
いまのこどもたちとどのように共有できるかという問いから生まれました。

今回の「ひろしま二十四節気」は、その感受性を手がかりに、
私たちが暮らすこの“広島”というローカルを見つめ直す試みです。
広島で活動する24人の方々がそれぞれの「節気」に寄せた一句を詠んでくださいました。

ことばを通して立ち上がるのは、海辺や山あい、まちなかや路地裏。
暮らしのなかで息づく小さな営みと、自然の移ろいが結びつく瞬間。
ひとつひとつの句からは、それぞれの視点や想いがにじみ出ています。
そして全体を通して見ると、自然と都市が近く、文化を大切に育てている、
このまち・広島の豊かさが、静かに浮かび上がってきます。

ぜひ、夏から秋に季節が移ろう比治山で、みなさんの一句に向き合い、広島の風景を思い浮かべてみてください。きっとあなたの視点での広島が見えてくると思います。
そして、秋分の日の9/23㊋㊗︎には四季の色を表現するワークショップ「四季をあなたの色で表してみよう」を開催します。こちらもぜひご参加ください!

24節気一覧

WORKSHOP

「こどもと二十四節気かるた」のイラストやデザインを担当したグラフィックデザイナーの久我遥さんを講師に招き、かるたの絵札のように思い思いに自分の感じる季節を色で表すワークショップ。
100 色の小さな色紙から好きな色を選び、それらを組み合わせて春・夏・秋・冬の季節を表現。
===OUTLINE===●日程|9/23 ㊋㊗︎ 13:30 〜15:30
●会場|広島市現代美術館 モカモカ
●講師|久我遥・グラフィックデザイナー

PRODUCT

今回の企画のきっかけとなった「こどもと二十四節気かるた」。
農的な暮らしから育まれてきた自然への感受性を、こどもたちの視点に立ち返ってもう一度手渡してみよう、という想いから生まれました。

旬の食べもの、空の色、草木の変化——
うつろう季節のことばをきっかけに、日々の暮らしの中にある自然のリズムに気づいていく。
そのことばを声に出して読み、絵札と照らし合わせ、遊びながら学んでいく。
かるたは、そんな時間の入り口になる道具。

読み札を手がけたのは、コピーライター・故 徳永美由紀さん。
絵札を描いたのは、イラストレーター・久我遥さん。
制作のプロセスでは、季節を感じた写真や暮らしの断片を持ち寄り、現代のこどもたちの暮らしと重なる言葉を、対話の中で選びとっていきました。

「ひろしま二十四節気」が、大人たちのことばで季節を描く展示だとすれば、
このかるたは、こどもたちと季節をつなぐ、もうひとつの入り口。
日々のくらしに寄り添う、ちいさな道具です。

EDITOR’S NOTE

「ひろしま二十四節気」にトライをしてみて、それぞれの節気にそれぞれのみなさんの営みがあって、当たり前なんですが面白いなと思いました。言葉にして詠んでいただくことで、その季節の情景が浮かんでくるから不思議。企画した私たちが一番楽しまさせてもらっているかもしれません。

お忙しい中、一句を詠んでくださったみなさん、本当にありがとうございました!!!
それぞれの季節にみなさんのところに遊びに行けたら幸せだな〜と思っているところです

そして、すべての節気を一枚に集約してくれた久我さん、お疲れ様です。途中、修行のような時期もありましたがやはり一つ形になると嬉しいですね。ホンマにありがとうございます。

「ひろしま二十四節気」をやってみて、ちょっと欲が出てきました。
「うみの二十四節気」「やまの二十四節気」「はつかいち二十四節気」「ひがしひろしま二十四節気」。。。。
いつかそんなことにも挑戦してみたいと思っています!!!何かあればぜひお声がけください(笑)

CONTACT

お問い合わせ、相談はこちらまで。
SATOMACHI/さとまち
info@satomachi.jp
090-3918-1211(担当:和田)

COMMENTS

コメントはまだありません。

FacebookでシェアTwitterでシェア