こんにちは。SATOMACHIコーディネータの瓜生です。
暦上では立春を迎えたとはいえ、寒波の到来でこの数日は東京もかなり寒く、久しぶりに霜が降りるほどの朝でした。
春はもう少し先のようですね……。
今回は、そんな寒さの中でも、頑張って成長している麦のおはなしをしたいと思います。
なぜ麦?
実は、稲作が終わった後の「こけ田んぼ」に「もち麦」を植えて二毛作ができるかどうか実験しているんです!!
今回は…、その様子をお伝えしながら、麦のおはなしです!
麦とは?
麦といってもお米と同じようにいろいろ種類があるんですね。そう!麦もお米と同じイネ科の植物なので、よく似ているんです!
麦は「小麦」と「大麦」に分けられます。小麦は、パンやうどんなどの原料になり、大麦は、麦ごはんとして食されたり、麦茶やビールといった飲食品の原料となっています。この違いは、それぞれの麦に含まれているたんぱく質の違いによって使い分けられているとのこと。
秘密はたんぱく質だったんですね~!
小麦のたんぱく質であるグルテンは、粘りがあるためパンや麺に適しているそうです。一方、大麦のたんぱく質は、ホルデインといって粘りがないので、パンにすると膨らまず、麺のつなぎとしての役目もないとのこと…、でも、大麦は、小麦と比べ吸水性が高いことが特徴であるがゆえ、お米と一緒に炊くことでふっくらと美味しい「麦ごはん」になるそうです。
もち麦で二毛作
また近年、大麦は健康食品としても注目されています!その中でも、よく耳にするようになってきているのが「もち麦」。今回「こけ田んぼde二毛作」をしているのも「もち麦」です!自分で育てたお米ともち麦で麦ごはんが作れたら…と思うと、わくわくしてきます!!
果たして、うまく育つでしょうか…?
実は、ただいまちょっぴり苦戦中なんです。麦の生育に詳しい方がいらしたら、コメントいただけたら嬉しいです(^^♪
麦を育てるのは初めてのこと。芽は出てきましたが、次の工程がとってもポイントになりそうで…。
麦踏みの加減
「麦踏み」という言葉、聞いたことありますか?麦は、ある程度成長してきたところで、足で踏みつけていくという工程があります。麦はこの工程を経ることで、分けつを起こし茎を増やし大きな株となってたくさんの麦穂を実らせることができるそうです。ここがちょっとお米より難しいのかもしれません。稲作では、足で踏みつける…という作業はありませんから。
初めてなので踏む加減が良くわからなかったのですが…必要となればとにかくやってみる!!まずは…、この小さなこけだまから芽を出した麦、足で踏むのはちょっとためらってしまいます…なので、まずは、手で上から抑えるように麦踏をしました・・・
そしたらどうでしょう……、困ったことになってしまいました( ゚Д゚)
上でご紹介した写真のもち麦、軽く上から抑えただけなのですが思いのほか弱く…、折れてしまったんです。(写真 左)
でも、大丈夫!こけ麦は2個あるので…、もう一つは茎の下側のところを指でもみもみしてみました。(写真 右)こちらが無事に分けつしてくれることを願うばかり…。
この続きの成長は、またご報告しますね!
こうして植物と一緒に暮らしていると、「育てる」って本当に大変だなぁ、と思うこともありますが、すくすくと成長していく様子を眺めていると、嬉しくなり笑みがこぼれ、やさしい気持ちになれるんですよね。癒しの空間が生まれるんです!
麦のことを知れば知るほど魅力的な食べ物に~!
今回、もち麦を育てはじめるにあたり、麦の育て方を調べて食べられるようになるまでは稲作同様、結構大変なのだなぁ、と改めて実感しました。これまでも、大麦を使ったお料理はしてきましたが、栄養面的にも優れた食材であること等、いろいろなことを知りもっともっと食生活に取り入れていきたいと思うようになりました。
栄養学的なところから食べようと思ってしまうと、ちょっぴり敷居が高くなってしまいそうなので、
「大麦っておいしいよ~!」っていう視点で日ごろの食生活に取り入れてみてはいかがでしょう?
美味しいものを食べるときって、子どももおとなもみんな笑顔になりますものね!
そこで…私のおすすめレシピをご紹介いたします♪
おすすめレシピ =もち麦とアボガドのサラダ=
・ゆでたもち麦 100g
・アボガド 1/2個
・玉ねぎ 1/4個
・ドレッシング 適量
(市販のものでもOK 手作りドレッシングは下記をご参照)
*ドレッシング
・バージンオリーブオイル…1/2カップ
・酢…1/3カップ
・砂糖…小さじ1/2
・粗びきコショウ…少々
①もち麦はあらかじめゆでて作り置きしたもの100gをボウルに入れます。
②アボガドは、1cm くらいの角切りにします。
➂玉ねぎも少し粗目のみじん切りにします。
④①のボウルに②と➂を混ぜ合わせ、ドレッシングを絡ませます。
アボガド好きの方にはたまらない1品になると思います♪
◆最後までお読みいただきましてありがとうございました。
麦のおはなし…私自身今回の企画で麦のことをたくさん知ることができ、こんないいこといっぱい♪楽しいこといっぱい!そんな思いでご紹介したので、いろいろな方向に話が飛んでしまいましたが、少しでもご興味を持っていただけたら嬉しいです♪
また途中経過のご紹介とともに、麦のおはなしpart2をお送りいたします(^^♪
ありがとうございました。
文:azuazu
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