SATOMACHIコーディネータ瓜生です。こけだまに稲を植える「こけ田んぼ」ワークショップの今季最終は、神楽坂で開催させていただきました。神楽坂というと、石畳の細い路地や階段がそこかしこにあり、昔ながらの和の雰囲気がさりげなく残るまち。今回ご協力いただきましたのは、和装フレンチレストン「今彩」さん。門をくぐり中に入ると、そこは京都の町屋を彷彿させるおとなの隠れ家的なお店でした。
育てる楽しみを!
今回は、「緑の学校」を主宰するサッツリーさまより、こけ田んぼを作るだけでなく学びのお話も!ということでしたので「稲作」についても少し掘り下げてお話をさせていただきました。
「一粒万倍」という言葉をご存知でしょうか?一粒の籾が万倍にも実る稲穂になるという意味をもっています。ですから、一粒万倍日は何か物事を始めるのに良い日と言われています。ちょうど開催日6/19(火)は、「一粒万倍日」でした。参加された皆さまも「こけ田んぼ」を作って、稲のある暮らしをスタートするのに最高の日でしたね!
ワークショップの最後は、育てる楽しみや感想をいろいろと語ってくださっていました。その内容は、後半でご紹介します!
「こけ田んぼ」にたくさんの稲穂が実りますように…そんな思いで、作業がスタートしました。
久しぶりにさわる土・どろんこ…童心に戻って、土に触れみどりと遊ぶ皆さまの笑顔はとてもキラキラしていました!
個性豊かなこけ田んぼたち
はじめて会う方同士も「こけ田んぼ」を作りながら、盛り上がり、コミュニケーションも弾みます!
「こけ田んぼ」を眺めながら
いろいろな感想をいただきましたので、ご紹介します。
*みんなとお話をしながら土いじりができたからなのか…、少し日常から離れたこの時間に癒されました。(40代女性)
*盆栽の経験があるので、土をこねる作業や苔を扱う感覚が懐かしく、楽しい時間でした。(50代男性)
*お米にフォーカスできたことが良かった。稲との暮らしなんて想像していなかったけれども、自分で植えた稲と生活するのが楽しみ。また、初めて会う人たちが一緒にワークすることに楽しみを感じた。「つくる」作業ではそれぞれの個性がにじみ出てくるので、一緒にワークをしていると、その場を共有しているお友だちの「こけ田んぼ」にも愛着が出てきて、家に帰ってからも自分のこけ田んぼをみて、一緒につくった友だちのこけ田んぼは元気にしているかな?と、気にかかるような気がする(50代女性)
*子どもの時のような気分になれて楽しかった。つくっている間は、無心になれるので気持ちがリフレッシュし元気になりました!苔をさわった感覚が気持ちよく、こけの可愛さに気がついた。植物は手をかけると応えてくれる、そのことに気づいた。(40代女性)
*土いじりをしながら、泥んこ遊びが好きだったことを思い出しました。こけだまは、畑とはまた違う土をこねるときの感触に心地よさを感じ楽しかった。きちんと育てたい!(50代女性)
*土をさわり泥んこ遊びで楽しみ、苔をさわるとふわふわした感触、匂いをかぐと森の香りがして癒された。生きているものに触る感覚…それは、やさしい気持ちだったり、元気に育ってね…と思いを込めることだったり、ちょっと忘れていた気持ちを思い出せた。これから育てていくのが楽しみ。(30代女性)
*パネルを使った説明があったので、稲が育つ過程がよく分かった。一粒万倍の話が印象的だった。(50代女性)
皆さま、楽しいワークの後だけにそれぞれに感じたことをたくさんお話してくださいました。本当にありがとうございました。
話の中で、「これから育てていくのに自分のこけ田んぼだけでなく、一緒につくった方のこけ田んぼにもすでに愛着がわいてきているから、どうなっているか気になるので、お互い様子を知らせあいたいね。」というお話から、「フェイスブックをされていらっしゃる方は、ぜひ公開グループ「こけ田んぼ」にアップしてください~!」とアナウンスしましたら、さっそくアップしてくださいました。はじめて会った方同士が、こんな風につながっていくのは嬉しいですね。
元気に育っている子もいれば、そうでない子もいますが、私たちも成長したこけ田んぼをアップしていきます!これまでご参加くださいました方も是非、その後の「こけ田んぼ」の成長の様子をアップしていただけましたら嬉しいです。
遊びにいらしてくださいね!
◆イベント名:風情溢れるまち神楽坂で、田植えを楽しもう!
◆日程:6月19日(火曜) ①午前10:00~12:00 ②午後13:30~15:30
◆会場:神楽坂「今彩」
◆実施内容:こけ田んぼづくり
◆詳細:https://satomachi.jp/blog/2018/06/13/midorinogakkou2018/
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