どんぐりの里親に!
自然豊かな明治神宮の森のなかには、どんぐりの実を付ける椎ノ木がたくさん生育しています。秋になるとたくさんのどんぐりが落ちて、春になるとそのどんぐりから芽が出てきて根を張っていきます。その小さな小さなどんぐりの芽は、NPO法人響さんたちの手によって小さなポットに移され2年〜3年の間育てられ後、全国各地で植樹されています。
今回は、そのどんぐりの苗でこけだまを作ってもらい、1年間こけだまの里親として育てていただく!という企画でした。
1年後…、アースデイいのちの森の会場に持ってきていただき、戻ってきたその苗木たちは、引き続き響さんたちによって管理され、全国の森作りに活用されていきます!
どんぐり苗の根崩しからこけだまへ
今回は、アカガシ・シラカシ・アラカシの3種!ポットの土も森の中の土を使っているので……ミミズやハサミムシ、ダンゴムシが時々お邪魔しているんですね〜。そんな状況に喜ぶ子どももいれば、手が止まってしまう子も……。「やだ〜」という声が飛び交いながらも、いのちの森に集まった方々は、生きているものみんなともだち!そんな感覚で楽しくこけだまを作ってくださいました。
個性的な「どんぐりこけだま」の誕生!!
会場となった神宮内の西芝地は、緑に囲まれた気持ちの良い風が流れているところ…そこで誕生した「こけだま」は、様々な形をしていて、表情も豊か!!ワークショップ終わった後は、こけだまちゃんたちが勢揃いしました。
来年のアースデイまで〜
今回もたくさんのこけだまを作って頂きました!
1年間、どんぐりの木=しいの木のお世話をよろしくお願いいたします。そして、ちょっぴり成長したどんぐりの苗と再会できることを楽しみにしています!!
アンケートから〈ご参加くださった方の声〉
「3才の子でも、思っていたより出来るんだな、と関心しました。こけだまちゃんの『お母さんになる』というのが嬉しそうでした。」(女性30代・女の子3才)
「自分で作ったものを育てられるというのは、良い体験になると思うので素晴らしい!!」
(女性30代・男の子9才・女の子3才)
「近くにありそうで、ほとんど触れることのない自然と一緒の時間が過ごせていい時間でした。」
(男性30代・男の子5才・女の子7才)
たくさんのご参加、ありがとうございました。
また来年、「いのちの森」でお会いしましょう!!