- 暮らしの中に「季節」を活かしたい方
- 手仕事などに惹かれる方
- 食を通じて地域のことを知りたい方
- 親子で自然や食を楽しみたい方
- そとごはんが好き
- お米をもっと知りたい
- 料理初心者〜中級者
今回の企画は、こんなことが気になる方におすすめです!
きせつのたきこみ教室とは?
毎日の食卓に欠かせない「お米」。
でも、その魅力や楽しみ方を改めて知る機会って、意外と少ないかもしれません。
SATOMACHIではこれまで、「こけ田んぼづくり」で稲作を身近に感じられる取り組みや、
栃木・上三川町の上野さんが育てる「いろいろ米」、
しめ縄づくり体験や神楽体験、桜の活動などを通して、
お米のまわりにある文化や風習を紹介してきました。
「きせつのたきこみ教室」は、そんな稲作の“恵み”を
暮らしの中でもっと味わえるように──という想いから生まれた小さな教室です。
旬の食材とお米を組み合わせて炊く、
昔ながらでありながら、どこか新しい「たきこみごはん」。
土鍋やかまど、時には焚き火を使いながら、
季節の香りとともに、人の知恵や地域の物語にふれていきます。
美味しい × 季節 × 知恵 = たきこみごはん
SATOMACHIの活動では、「美味しい」ことをとても大切にしています。
たとえば比治山公園の森を整備する「ととのえる比治山」。
作業のあと、かまどで炊いたごはんを食べると、
身体の奥から力が湧いてくるような幸福感があります。
「美味しい」という感覚は、
人と人、人と自然、人と地域をやわらかくつなぐ“きっかけ”のようなもの。
そこに“季節”と“知恵”が加わると、
食卓がまるで物語を語りはじめます。
旬の食材を選び、昔ながらの工夫をいかして炊くたきこみごはん。
自然のリズムと人の知恵が溶け合った、“日本の食の原点”です。
火を囲み、炊きたてを分かち合う時間。
それこそが、この教室でいちばん大切にしていることです。
立冬のたきこみごはんは、“芸北サーモン”
こんにちは。SATOMACHIの田尻です。
11月に入り、朝晩の冷え込みに火が恋しくなる季節になりました。
今回は「立冬」のたきこみ教室。テーマは、今、静かに注目を集めている「芸北サーモン」です。
山で育つサーモン?
そう思われる方も多いかもしれません。
芸北サーモンは、北広島町・大暮養魚場で育てられる“山のサーモン”。
豊かな湧き水を生かし、3年かけて大切に育てられています。
薬を使わない丁寧な養殖に挑み、
雄だけが持つ旨みを見出した、新しい広島の味。
これまでは雌のサーモンだけが阿多田島に移動して「広島レモンサーモン」となり、
雄は処分されていました。
せっかく育てた命を、どうしたら美味しく生かせるか。
そんな試行錯誤の末に生まれたのが、この芸北サーモンです。
清らかな水が育む味わい
大暮養魚場のある地域は、豊かな湧き水をたっぷりと蓄えた場所。
常に清らかな水が流れる環境で、
ヤマメやアマゴとともにサーモンたちはのびのびと育ちます。
だからこそ、魚特有の臭みがなく、身の締まりも格別。
稚魚の孵化から3年という時間をかけて育てられるその養殖は、
繊細な温度管理や病気への対応など、まさに挑戦の連続です。
山々からのたっぷりの綺麗な水で育つ
大暮養魚場は豊かな水を蓄えている地域で、釣り堀やBBQが楽しめます。養殖にも力を入れており、自家採卵から成魚まで丁寧に育てています。 標高1,000m級の山々から注がれた冷たく清らかな水で、魚にとってストレスフリーで育てるのがこだわりの1つです。なので、他にも手がけられているヤマメやアマゴも含め臭みのない味わいが堪能できます。
芸北サーモンは稚魚の孵化から3年かけて育てられていますが、その養殖は難しく、繊細な温度管理などが必要。また寄生虫や病気対策のための薬品も使わない難しい養殖にチャレンジされています
芸北サーモンの販売情報のご紹介
ふるさと納税以外では大暮養魚場での直販と道の駅(千代田舞ロード)の販売、大暮養魚場へ電話での申し込みでの輸送販売
OK!!広島 “推し食”グランプリ 決勝進出!
そんな芸北サーモンが、いま話題に。
現在「広島の推し食グランプリ」の最終選考5組に残っています。
広島の次なる食のヒーローを発掘・応援するプロジェクトで、
31組の応募の中から選ばれた注目の存在です。
11月30日まで投票が可能。ぜひ応援をお願いします!
かまどで炊く、贅沢なたきこみごはん
今回は一般社団法人 北広島町まちづくり会社はなえーる 事務局長の沖中満春さんをお招きし、
芸北サーモンが生まれた背景や地域での取り組みについて伺いながら、
このサーモンを贅沢に使ったたきこみごはんを、かまどで炊きます。
希望者には、大暮養魚場で育ったアマゴのセルフ塩焼き体験も(別途・要予約 11月12日午前中締切)。
こちらもたまらない逸品。
打ち合わせで試食させていただいた時には、美味しくて三匹もぺろりと食べてしまいました。
秋の川辺で、炊きたてを囲む。
前回のたきこみ教室は、あいにくの小雨の中でした。
けれど、外で食べるたきこみごはんはやっぱり格別。
川のゆったりした流れを眺めながら、
みんなが持ち寄ったおかずをつまみつつ、
かまどで炊いたごはんを囲む──。
街中で自然を味わう、ほんの少し贅沢な時間。
今回も秋の川辺で、炊きたてのごはんと焼きたての魚、
そしてみんなの笑顔を囲むひとときをご一緒に。
ACCESS
専用の駐車場はございません。近隣の駐車場は大変混み合いますので、なるべく公共交通機関などでお越しください。
CONTACT
お問い合わせ、相談はこちらまで。
SATOMACHI/さとまち
info@satomachi.jp
090-3918-1211(担当:和田)
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