SATOMACHI/さとまち

街中の自然を味わう仕掛けで、来を創る。

【満員御礼】ととのえる比治山 vol.3 〜ささのは、かりかり。〜 @比治山トンネル上スペース(7/7 sun)

  • 『子どもにいろんな自然体験をさせたい。』
  • 『森づくりや里山の整備、公園の樹林整備に興味がある。』
  • 『比治山が昔のように子どもの遊び回れる場所に戻るといいのに。。。』

比治山が街中の里山として今よりもさらに人々が楽しく活用でき自然と共生できる場所になることを思う方々と出会い、みなさんと一緒に考えながら実際に少しずつ整えていきたいと思い開催する「ととのえる比治山」。

みんなで柴刈りをした第2回から、3か月が経ちました。光や風が入り、見通しもよくなったあの広場は、背の高い木には葉が茂り、気持ちよい木陰をつくってくれる場所になっています。

その一方で、笹など下草も大きくなってきています。森の手入れは宿題と同じで、ためると大変ですけど、早め早めにやっておけば楽なもの。今回も実際に比治山の森の中に入り、森の手入れにみんなで取り組んでみましょう。もちろん、今回も初心者の方も大歓迎ですよ。

作業で出た枝をご自分で薪などに利用したい方はお持ち帰りいただくこともできます。

さーさーのは、さらさら。

7月7日の七夕の日。笹の葉に願いをこめた短冊をつけますが、なんで笹だったんでしょうね?もしかすると、この時期に山では下草を刈り、そこで笹がたくさんとれたからかもしれません。

3月のまだ寒い時期に開催した前回のととのえる比治山から3か月。刈り込んだはずの笹も大きく成長し、あっという間に腰の高さに迫る勢い。やりがい・刈りがいのある長さになってきました。

そのままにしておくと元の光や風が届かないくらーい森になってしまいますので、朝から笹や下草をみんなで刈って、気持ちよく夏を迎えませんか。

おまけに、この日は七夕。笹は刈ればあります。

「あと、短冊とえんぴつとねがいごとがあればいいのに」

と思われるのではないかと想像しました(笑)

比治山笹飾りワークショップ|比治山の木のえんぴつづくり with 大竹和紙の短冊を比治山の笹で

ねがいごとはさすがにこちらで準備できませんが、せっかくの七夕の日、残り2つはご用意しますよ。と言っても、えんぴつは自分でつくってもらいます。

森の中で、木のえんぴつづくり。

その手づくりのえんぴつで、こだわりの広島の手すき和紙・大竹和紙の短冊にねがいを書きます。ねがいを込めた短冊は、もちろん自分で切った笹につけ、おうちで七夕の夜を楽しんでもらえるように、お持ち帰りいただけます。

この日刈った笹が、夜の天の川につながり、さらに比治山の森の健康につながり、夏の小蔭や吹き抜ける風につながり、夏でも楽しく過ごせる比治山になるはずです。

柴刈りで自然と変わる。景色も人も。

今回もチェンソーや刈払い機などの難しい道具は使いませんし、第1回・第2回に参加していらっしゃらない方でも大丈夫です。普段はなかなか使わないのこぎりなどの道具を、使い方を教わりながら、実際に扱っていきます。

こうして山の手入れの基本や道具の手入れ・使い方、作業する時に気をつけることなどを教わり、そして汗をかきながら体験していきます。自分の力や技術を試し、自分の役割を見つけた子どもたちは自然と真剣な表情になり、大人顔負けの活躍を見せてくれるはずです。ぜひ、親子で参加して、一緒に自然と向き合う楽しさや難しさを感じてみてください。

手入れする前と後では、おもしろいくらい景色が大きく変わります。自分の手で山がどう変わっていくのか、実際に感じてみてください。

みんなで力を合わせ、スッキリしたスペースになると想像以上の気持ち良さがあります。夏の暑い時期ですが、自分のため、家族のため、仲間のため、地域のため、安全を確保し森を活かしていきましょう。この機会にぜひご参加ください。 申し込みはこちら

これまでの様子

講師紹介:特定非営利活動法人ひろしま人と樹の会

前回に続き、広島県内の森づくりに携われているNPO法人ひろしま人と樹の会様を講師に迎えて、座学でまずは基本的な手入れの知識を学び、グループに分かれ、リーダーの指導のもと実際に柴刈りを行います。

広島市内の松枯れの伐採処理する森林ボランティア活動として設立、以後①森を育てる②人を育てる③ボランティア精神を育てる。この3つの基本方針の下、「緑を増進させる森林体験活動」「森林体験を通じての地域交流活動」「森林保全に関する自然学習」「緑化推進に関する国際交流活動」及び「その他本会の目的を達成するために必要な活動」の5つの活動目標に沿った活動を概ね月1回のペースで行っている。さらに森林所有者や地域おこしのグループ等からの要請に基づき番外編活動を行っている。

柴刈りの場所:比治山トンネルの上のスペース

今回の柴刈りの場所は、前回と同じ比治山トンネルの上のスペースで、麓の交番のある入り口から上がると最初のひらけた玄関口的な場所の脇になります。急カーブがありT字になっている道路でして、当初は笹がボウボウに生え視界の悪い場所でした。道路から少し入ると広場があり、手を入れると気持ちの良い使い勝手の良さそうなエリアになるのではと考えています。

-当日の流れ(予定)-

  • 8:45 受付開始|@比治山トンネル上のスペース
  • 9:00 オリエンテーション
  • 9:10 座学 山の手入れの基本/リスクマネージメントなど
  • 9:30 柴刈り&えんぴつづくり
  • 11:30 振り返り
  • 12:00 解散
本事業の背景 比治山公園「平和の丘」構想

広島市では、都心にありながら、緑豊かな自然環境に恵まれるとともに、現代美術館やまんが図書館といった文化施設のある比治山公園を、より魅力的な新たな拠点として再整備するため、平成29年3月に「比治山公園『平和の丘』基本計画」を策定しました。

現在、この計画に基づき、公園内の施設の再整備を段階的に進めていくとともに、比治山公園のにぎわいづくりや魅力向上のための取組を進めています。

ととのえる比治山 vol.03 〜ささのは、かりかり。〜 企画概要

主 催:広島市(政策企画課)・SATOMACHI(和大地の運営チーム)
事務局: 株式会社和大地
協 力:庭能花園、NPO法人ひろしま人と樹の会(五十音順)

日 程:2019年7月7日 日曜日
時 間:受付開始 8:45- / プログラム開始 9:00- 終了予定時刻 12:00
会 場:比治山公園内の比治山トンネル上のスペース
集合場所:比治山公園内の比治山トンネル上のスペース
参加費:200円(保険加入料:事務局側で損害保険・賠償責任保険に加入いたします)
対象:ととのえる比治山リーダー・初心者・チェーンソー経験者 (親子参加:小学生以上を対象)
持ち物:防護皮手袋(滑り止めのついた軍手など)、作業靴(登山靴など山歩き出来るもの)、飲み物 
持っていれば持参してほしいもの:ヘルメットなど(チェーンソー、刈り払い機、ヘルメット、フェーススクリーン又はゴーグル、切断防護衣、チェーンソー目立て用品など)
備考:枝をお持ち帰りいただく場合は、ご自分で持ち帰って薪として利用するなど、自家消費(非営利利用)することが条件となります。

申し込み: メールか電話にて直接ご連絡いただくか、下記URLより申し込みを受け付けます。※お申し込みが定員になりましたので締め切らさせていただきます。
申し込みフォーム→ https://goo.gl/forms/a81VpMA0uysbBcEw1
問合せ先: SATOMACHI/さとまち 090-1715-6461 info@satomachi.jp(担当:岡本・和田)

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