クセがなく、甘みといろんな味わいが広がるおばあちゃんの野草茶が高野にありました。
野草茶STORY
広島では珍しい桜の塩漬けを追っかけてご縁をいただいた高野のおばあちゃん。桜の塩漬けを作るお手伝いをさせていただきに伺うと、いつも本当に美味しい振る舞いをいただいております。(実はそっちが目的じゃないかと)高野の方では午前中の朝ご飯とお昼ご飯の間にも作業の合間でティータイムがあるそうで、みなさんお茶の時間がとても大好きなんだそうです。
先日、桜の塩漬けの本漬けを行いに伺った際に出していただいたお茶が美味しくて美味しくて。疲れたカラダにすーっと入ってくる感じで、甘みの中にいろんな味わいを感じたのが川上さんの作る野草茶です。野草茶もいろいろあると思いますが川上さんのセレクトされたからこその味わいなのだと思います。
あまりにも美味しかったので、SATOMACHIでも取り扱いをさせていただくことになりました。あったかくしてもいいですし、冷やしても美味しいです。ちょっとグラスにこだわっていただくのもオススメです!
野草茶RECIPE
お手軽に飲みたい方へ
ポットに野草茶大さじ2杯程度(4g)を入れ、熱湯400mlを注ぎ3分から5分待てばOK
お好みの濃さでのんでみてください。
しっかり飲みたい方へ
水1Lあたりひとつかみ(5g程度)を入れ火にかける。沸騰したら火を弱め5分煮出す。
熱いままでも冷やしても美味しいですよ。
高野の野草茶 自然の恵みを和えた おばあちゃんの手仕事
4種類の野草がブレンドされています。
・ハトムギ
昔から生薬ヨクイニンとして珍重されているハトムギは群馬県の遺跡から発掘されていて、6世紀前半から栽培されていたと推測されています。
ハトムギに含まれるコイクセラノイドという成分は腫瘍抑制作用があると言われ、昔はイボ取りに使われていました。
ハトムギは精米に比べて1.5倍のたんぱく質や、約8倍もの食物繊維を含み、そのほかにも脂質やカルシウム、鉄分、ビタミンB1、ビタミンB2などを豊富に含みます。
・ハブ草
日本には江戸時代に毒虫や毒蛇、とくにハブ(主にマムシのこと)に咬まれたときの民間薬だったことからハブ草と言われています。しかし実際には毒虫に対する効果はあるが蛇毒に対する効果は無いそうなのでご注意を
ちなみにハブ茶に使われるケツメイシとハブソウは近いけれど別の種類です。
・カワラケツメイ
エビスグサ(ケツメイ)に似ていて河原に生えていることが名前の由来とされています。
乾燥させたものは漢方の生薬スイソウカクなどと呼ばれています。
・あけびのつる
あけびに含まれる「サポニン」の働きで肝機能の改善が期待されます。サポニンは大豆やごぼうにも含まれています。
あけびのつるは「木通(もくつう)」という生薬になり、中心がストローのように空洞になっていることからこの名前がついています。