春になり、新緑が芽吹き出してきた今、人や生き物、そして山にも心地良い風が吹くように、ちいさく森の手入れをします。
2025年2月に実施したととのえる比治山vol13で手入れを行った比治山トンネル上の広場の西側に位置する沢のエリア。大地園芸の兼田さんの指導のもと、初めて行った沢の泥さらい。参加してくださったみなさんが一生懸命落ち葉などで堆積して見えなくなっていた沢にスコップを入れ、ゆるやかに水が流れることを想像しながら水の道を作っていきました。一番麓の部分から徐々に上の方に。手助けし合いながらの水の道作り。気づくと綺麗な真竹の竹林も見つけ、人が入るような場所ではないと思っていたところも緩やかに探検が楽しめそうな場所だと気づき、鳥の鳴き声に満たされていく空間の作ったばかりの水の道にちょろちょろと水が流れ始め、子どもたちの歓声と共に大人のみなさんの心の中でのガッツポーズが見えました。
今回は人の手入れが入り始めた赤ちゃんのような場所を将来どのような空間にしていくといいかを妄想します。まずは危険箇所をチェックしたり、危ない場所を取り除きながら、どんな空間に育てていけるかをみなさんと考えたいと思います。
年度初めで告知などあまり十分な時間が取れずに申し訳ありませんが、比治山の大敵の蚊が出る前に少し取り組めたらと思って今回実施します。これまでやっていたととのえる比治山のような大人数が集まって一気に整備するものではなく、少人数でちょこちょこ時間がある時にやっていくようなちいさな手入れ。まずはやってみて今後の方針なども立てていきます。今回日程的に難しい方もぜひ別の機会にご参加いただけたらと思います。
- 01|実施方針
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今回も、安全対策、虫対策、トゲ対策をしながら安心安全に実施します。
これまでととのえる比治山に参加したことのある経験者の方を中心に少人数での実施にしたいと思います。
当日は、オリエンテーションを行い、エリアの危険チェックを兼ねながら小さな整備を行い、どんな場所に育めていくと良さそうかを話し合えたらと思います。
- 02|実施場所
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今回の柴刈りの場所は、多聞院の登り口から上がって三叉路に分かれている右手の大きな被曝クスノキのある「比治山トンネルの上の広場」の脇の沢になります。
集合場所の比治山公園「比治山トンネルの上の広場」への行き方
車でお越しの方|比治山公園内に駐車いただき、園路を歩いて会場までお越しください。
歩き・自転車の方|広電でお越しの方は、「比治山下」駅が最寄りになります。
詳しくはエントリーくださった方に再度ご案内いたします。 - 03|当日の流れ(予定) 時間はその時の状況により若干変更されます
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- 9:15 集合 集合場所:比治山トンネルの上の広場
- 9:30 開始/オリエンテーション
- 9:45 危険チェックなど簡単な手入れ
- 11:00 お茶会:空間について
- 12:00 まとめ|振り返り&後片付け→解散
- 04|準備するもの 服装・持ち物など
CONTACT
SATOMACHI/さとまち 090-3918-1211 info@satomachi.jp(担当:和田)