- 「せっかく近くに公園があるのに、子どもたちだけで遊んじゃダメって、もったいない」
- 「子どもは地域の宝。もっと外で遊べるように、年寄りじゃけどできることがあれば、協力したい」
- 「子どもを自由に遊ばせたいけど、誰か見てくれる、任せられる人がおらんのんよね」
こんにちは。赤ん坊のころ、田植えの時には隣の家のおばあちゃんに抱っこしてもらっていたと聞くたびに、地域に育てられたんだなと実感する岡本です。
地域に暮らす人たちが、自然とまじわる場をつくりたい
比治山公園に置き換えたとき、「公園=遊ぶ場所=子どもたちのもの」といった考え方はもちろんあると思うのですが、もっと地域のいろんな人たちが憩え、その人たちが自然と交わり合いながら過ごせる素敵な場所にできるのではないか。今回は、そんな人と人をつなぐあそびや人々の関わり方について、浦田愛さんと上田康二さんのお二人のゲストをお迎えし、お話をお伺いします。
浦田さんは、昨年度のJOLA(Japan Outdoor Leaders Award)の特別賞受賞者で、三次市のほしはら山のがっこうを拠点に、ふるさと自然体験塾など、自然だけでなく地域の人とのつながりも体感できるプログラムに取組んでいます。その実践の中で感じられている、地域の人とのつながり方やその意味についてお話をいただきます。
また広島県内で数多くの自然観察会を実施されている広島自然観察会の上田さんには、「こんちゅう大好きおじさん」として参加していただいたぶらり比治山vol.3での経験をもとに、比治山公園の自然やフィールドとしての魅力や可能性についてお話いただこうと思います。
今回の和えもの “老若男女みんなで楽しめる、比治山のエンガワあそびを考えよう”
「エンガワあそび」とは、縁側のように老若男女に関わらず、多世代が交わり合い楽しめるあそび、という意味の造語です。比治山のある段原地域で活動されている段原おやじの会が掲げる、「比治山=人が自然と集い、交わり、憩う場=縁側(えんがわ)」のコンセプトに私たちが共感し使わせてもらっている「エンガワ」に、あそびを和えました。誰も知らない、でもみんな知りたい、みんなが楽しめる「エンガワあそび」とはどんなあそびなのか。参加者のみなさんと一緒に考えてみたいと思います。
イノベーションを生み出す、自由さ漂うオフィス
今回の会場は、あえる比治山Vol.1の都市養蜂の会で盛り上がった、広島駅前BIGFRONTの7階にあるカルビーフューチャーラボ(CFL)を使わせていただきます。「かっぱえびせん」などでおなじみの大手お菓子メーカー・カルビー株式会社の新商品開発チームのオフィスです。カルビーの創業の地・広島に構えたオフィスは、「本当にここは職場なの?」と思わずにいられない、遊び心に満ちた一見の価値ありの場所です。フリーアドレスはもちろん、型にはまった事務所机などはなく、カウンター席にキッチン、畳を敷いた掘りごたつなど、まるで生活空間。そうした居心地の良さ、個人のスタイルに合わせた場所選びなどの自由さが、イノベーションを生み出す企業の最前線なのかと、いろいろと勉強になるかもしれません。
「エンガワあそび」をいろんな視点のみなさんとクリエイトできると嬉しいです。自然遊びや外遊びに携わる方はもちろん、そうではなくデジタルに没頭されている方や多世代交流をされている方、地域のつながりを作られている方など幅広い方々の参加をお待ちしております!
ぜひご一緒に「エンガワあそび」をつくりましょう! 申し込みはこちら
-profile①- 浦田 愛(うらた あい)
-profile②- 上田 康二(うえだ こうじ)
-当日の流れ(予定)-
・本事業の紹介/これまでの取組ダイジェストの紹介
・アイスブレイク
・グループワークショップ「老若男女みんなで楽しめる、比治山のエンガワあそびを考えよう」
・各グループからのプレゼン
・浦田愛氏、上田康二氏より講評
・参加者全員による投票&表彰
・懇親会(21:00-)
本事業の背景
広島市では、都心にありながら、緑豊かな自然環境に恵まれるとともに、現代美術館やまんが図書館といった文化施設のある比治山公園を、より魅力的な新たな拠点として再整備するため、平成29年3月に「比治山公園『平和の丘』基本計画」を策定しました。 現在、この計画に基づき、公園内の施設の再整備を段階的に進めていくとともに、比治山公園のにぎわいづくりや魅力向上のための取組を進めています。
平成30年度、令和元年度ともに、 (株)和大地で広島市の業務委託を請け、実施チームであるSAT
OMACHIで様々なワークショップやイベントを企画・ 運営しています。
あえる比治山とは?
あえる比治山の育て方
・【会える】いろんな特徴のある人たちが出会い、
・【和える】みんなで一緒に考えて、アイデアをかけあわせていくと、
・【合える】みんなが「いいね」と思える、たのしいコトの芽が見えてくる
あえる比治山 vol.6 企画概要
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