SATOMACHI/さとまち

街中の自然を味わう仕掛けで、未来を創る。

稲作のしめは…しめ縄づくり!@本郷台小学校の子どもたちと

2019年がスタートしました!SATOMACHI東京チームの瓜生です。「SATOMACHI」では、今年も「さと」と「まち」を楽しくつなぐイベントを行っていきたいと思っています!

昨年は、「こけ田んぼ」がキットとしてデビューしたこともあり、東京では稲に関するイベントを中心に行ってきました。
今回は稲に関するイベントの最後、「しめ縄づくり」の様子をご紹介いたします。
参加してくださったのは、横浜市立本郷台小学校1年生から5年生の元気な「キッズクラブ」の児童たち22人!

稲わらを編む!

今回しめ縄を作る「わら」は、普段口にしているお米の「稲わら」とは違い、茎が太く丈も長くなるよう「しめ縄」用に品種改良されたものです。
通常のわらと違うため、コンバインに入らないので手で刈られていること、また、稲作文化が根付く日本では、稲穂を収穫したあとの「わら」も余すことなく日々の暮らしの中で活用してきたことなど、「わら」についてのお話をさせていただきました。子どもたちは、初めて聞く内容に関心度が高まり、真剣に聞いていました。

お話を聞いて、しめ縄ってどういうものなのか、見た目の形だけでなく、由来などなんとなくも理解した子どもたちの視線は「稲わら」へ・・・。
まずは、必要な本数のわらを手にした子どもたち…。
準備は出来たかな?

編み方の説明を聞いて作業に取り掛かりましたが、初めてのこと…、どのように編み上げてよいのか、最初は難しかったようでした。
でも、個々に持ち方やコツを伝えると、子どもたちはのみ込みが早いですね!もくもくと編んでいきます!!



全身を使って、様になってますね~!
足の親指で片方のわらを抑え、なかなかの身のこなし。

稲縄ができたらスペシャルな飾りつけ!

一生懸命編んだ縄が形になってきました!今回の輪飾りは、正月飾りだけではなくクリスマスリースとしても楽しめる2WAYスタイル。
まずは、クリスマス仕様なので、赤い実の枝もの・松ぼっくり・小さな木のみなどなど用意をして楽しんでいただきました。
飾りつけは自由に!
でも、飾る素材は、ひとり1セットずつではなく何か所かに島を作って置いていたので、「みんなで上手に分けてね。グルーガンも順番にね。」と伝えました。5学年がミックスのクラブ、どんな風に分けっこするのかな?大丈夫かな~?と様子をみていたら・・・
1つの島で…、とっても素晴らしい~!!と思わず声をあげてしまう光景が目に飛び込んできました。
上級生の男の子が、
「みんな順番に並んで、一つずつ飾りを選んで グルーガンでしめ縄につけ、終わったらもう一回後ろに並んで2個目をつけようよ~。」この島に集まってきたお友だちに提案をしていました。
当然のことながら、混乱もなく みんな楽しそうに順番に飾り付けが進んでいく。自発的に子どもたちの中からこうした声が上がり、なんか良さそうだな・・・と周りの子たちもついてくる。こうした経験って、とっても大切だなぁ、と実感しました。きっと今回のことを経験した下級生は、自分が大きくなった時、迷いもなくこうした声掛けが自然とできるようになるんだろうな、と・・・。


こんなリースができました!

「わらを編む!」初めて体験する子どもたち。最初の一歩は少し大変だったけれども、コツが分かったら無心になって編み上げていき、飾りつけは和気あいあいと行い、笑顔溢れる充実した時間でした。
2019年は、オリジナルのしめ飾りでよい年を迎えられたことと思います♬

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