こんにちは!2020年を迎え、いかがお過ごしでしょうか?
年初めになると1年の抱負は?とよく聞かれますよね。みなさんの抱負は何ですか。
稲作を多面的に楽しむ。
SATOMACHIのイイネプロジェクトでは、今年は稲作をいろいろな角度から見ていきたいな、と思っています。
「食」「学び」「日本の原風景」「アート」「インテリア」「ファッション」……などなど、視点を変えた見方をすることで、面白い発見や気づきがあると思うんです!そんな風にゆる~りと《稲作ってイイネ!!》の活動を盛り上げていきたいと思っています。
「これって稲作と結び付けたらどうなるの?」的な目線で、ちょっと気になったことやおススメしたいことなどなど……、つぶやいていきますので、気軽な感じで、イイネプロジェクトとお付き合いいただけたら嬉しいです♬
ではでは、2020年の第1弾は、私のイチ押しのお米「いろいろ米」のお話です!
支えあって豊かに育まれる。個性豊かなお米たち。
私が「いろいろ米」に出会ったのは、3年ほど前。栃木で500種類ものお米を作っていらっしゃる上野長一さんにお会いしたときです。
いろいろ米とは、うるち米・もち米・香り米に属するそれぞれの黒米・赤米・緑米といった希少なお米の籾、約50種を1枚の田んぼに混植して育てたお米です。
古代米と言われているお米は、単品種で栽培するにはちょっと難しい面をもつお米だそうです。例えば、赤米…とても稲の背が高くなるので、風などで倒れやすいそうです。その一方で、それほど背が高くならない強い品種が赤米のような倒れやすい稲を支えてくれる。
そんな風に、個性が強く問題点のあるお米も、いく種もの種籾を混ぜ、一緒に蒔くことで個々の長所と短所がうまくバランスを取り、お互いに支えあって豊かに育っていくそうです。上野さんは、「もちつもたれつなんですよ!」そんな風に話してくださいました。
この発想ってすごくないですか!!
秋の収穫を待つばかりのいろいろ米の田んぼの景色
黒、ピンク、紫、白、茶、黄色…色とりどりの稲穂が実った田園風景は、本当に美しく感動的でした。
ここで育った稲穂はそのまま刈り取り、もみ殻を取り除かれ商品となります。それが、「いろいろ米」です。
喜ばれるいろいろ米
私は、いろいろ米をいただくようになってから、ちょっとしたイベントの時にスタッフ向けに塩結びにして差し入れをさせていただいているのですが、「美味しい~」って笑顔でほおばってくださるんです!それがうれしくて……(^^♪
炊き上がりはまるでお赤飯のようで、食べるとほんの少しもちもちしていて香ばしい、いろいろ米。
いろいろ米は、全部お米なので雑穀米とはまた違った食感を楽しんでいただけると思います。
私の最近のお気に入りは……
週に1回くらい、炊きたてのいろいろ米を自家製のすっぱ~い梅干しでいただくのが楽しみの1つになっています。(笑)
◆どこで買えるの?◆
ルヴァン富ヶ谷店(東京事務所のご近所) https://www.instagram.com/levain_tomigaya_tokyo/
オーガニックのお店 福猫屋さん http://www.fukuneko-ya.org/NF/L-gamen/iroiro-L.html
ろばやさん https://robaya-web.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2548821&csid=1
エコストアパパラギ(こちらは、直販の場合、量り売りもあるそうです!) https://ecostorepapalagi.com/
◆どうやって炊くといいの?◆
白米と混ぜて炊くと美味しくいただけます。
その配合は、販売しているお店によっておすすめは、いろいろあるようですが、私は、上野さんの奥様から教えていただいた2:1の割合で炊いています。お店では、白米の1割から3割を混ぜて炊くところが多いようですね…。
お好みの配合を見つけてみてください!
今回のテーマ「いろいろ米」いかがでしたでしょうか?
こんなお米があったんだ~!試してみよう!って、思ってくださる方がいらしたら嬉しいです(^^♪
ー最後までお読みくださいましてありがとうございましたー
いろいろ米を試されて、良かった!とか…、こんな食べ方もおすすめ~!というのがありましたら、ぜひぜひコメントをくださーい。
お待ちしています♬
(文 SATOMACHIコーディネーター Azusa)