あなたの「好き」は何ですか?
最近は「推し」とも言いますね。
先日大学生との打ち合わせで聞いた、彼女たちの“推し活”の熱量に圧倒されました。
さて、SATOMACHIではたくさんの人に出会います。
それは打ち合わせや取材、ワークショップ、イベント・セミナー参加など場面も様々、年齢も小さな子どもから80過ぎのお婆ちゃんまで、出会う方々の年齢も性別も多様です。
お会いした後にwebやコラムなど文章にまとめる事も増えてきましたので、ただ会うだけでなく相手の思いを汲み取り形にしなくてはいけません。が、私は物事の本質を捉えるのが苦手で、本音を引き出す質問などがとにかく下手です。
ただ、どんな場面でも人と会うときに大切にしていることがあります。それはその人の「好き」を大切にすることです。
ワークショップでは小さな子どもたちの作業を見守る時、「好き」を垣間見ることがあります。絵を描く、工作、飾り付け、ゲームなどの勝負が好きな子もいます。好きは人それぞれで、その工程になると没入している様子が伺えます。そんな時は声をかけず見守ります。
大人との打ち合わせでは、まずその方の好きなことを聞くことで、本題に入る前のアイスブレイクになったり、そこから新しい展開が生まれたりします。SATOMACHIで出会う方は、好きを極めた方が多いので必然的にそうなるのですが、どなたも好きなことに対しては熱量を持ってお話をされます。ついつい熱くなって話が長く…なんてこともしょっちゅうです。好きなことを楽しそうに話す人って魅力的です。だからどんどん話を聞きたいし、この方をこんなに魅了するポイントを会話から探ったりします。
以前見たテレビで、駅弁を売るエキスパートの方が「この仕事が好き!や楽しい!には誰も敵わない」と語っているのを見て、好きってその人の武器なんだと感じました。
確かに大学生は「推し」を語る時の目はとてもキラキラ眩しかったです。
みなさんの「好き」は何ですか?誰かの「好き」を大切にしていますか?
好きなことに対して、どう好きなのか動詞にすると「好き」の方向性が定まります。お試しくださいね。
ちなみに私はカープを現地で応援するのが好きです。
(SATOMACHIコーディネーター・タジリ)
“SATOMACHI note”
SATOMACHIの活動を共にするメンバーが、どんなことを考え、企画、行動したり、どんなものに共感したりして過ごしているかを書き留めたnote。イベントやプロダクトのアウトプットには出てこないその思考と試行のプロセスを、自分たちでも客観化し、つぎのナニカにつなげていく鏡のようなnote。