SATOMACHI/さとまち

街中の自然を味わう仕掛けで、未来を創る。

あさひはまた昇る!ろっぽんぎの御田植祭

サッカーW杯開幕直前!!でもなかなかW杯応援モードにならないスポーツ大好きだんちょ~です。

今回は六本木交差点から芋洗坂を下ってすぐの朝日神社で行われたお田植え祭でのこけ田んぼワークショップのレポートです。

この日は雲もほとんど見えない晴天の中で行われました。熱さや日差しが気になりますが、さすが大都会のど真ん中の神社ということで周りはビルで囲まれていてビルの隙間をとおる風が心地よく、日差しもあまり気にせずにワークショップができそうです。

今回はこけ田んぼづくりはだけでなく田植え体験が初めてという方が多く、子どもたちがどんなリアクションするのか?注目です。

まずは神主の綿引さんから、みんながほぼ毎日口にしているお米についてどのようにして作られているのかをわかりやすく説明して頂き、その上でお米一粒一粒がどれだけ大切なのかを考えてもらうためにもこけ田んぼを自分の手でしっかりと面倒をみるよう、子どもたちそしてお父さんお母さんにお話して下さいました。

実は今回のお田植え祭では綿引さんが特別な想いを寄せる稲を植えることになりました。その稲は『あさひ』と呼ばれる岡山発祥の品種で、大正ごろまでは東の『亀の尾』、西の『あさひ』とまで言わしめた超メジャー品種でした。コシヒカリの祖先とも言われる品種なのですが、現在は度重なる品種改良の末に現在では育てる農家さんが激減し、希少種となってしまったそうです。そういう品種なので今回は希少種を大切に次世代に残していくというミッションがみんなに発令されたわけです。

 

その『あさひ』実は綿引さんが御田植祭で植えるためにずっと探していたんだそうです。今回、SATOMACHIが広島でお世話になっている農家さんにこけ田んぼキットをつくるという話をし、種もみを分けて頂きたいとお願いをした時にたまたま分けてもらった種が『あさひ』だったという、これも何かのご縁なのでしょうね。

さてそんなあさひを使ってのこけたんぼづくりがいよいよスタートです。

はじめてのこけたんぼづくりで最初はほとんどの子が土に触るのもおっかなびっくり!

でも近くにはお父さんお母さんもいるから大丈夫!

慣れてきたら一人でもできちゃうもんね♫

よく土をこねたら、泥だんごにします。ハート型カワイイね!

希少種の『あさひ』で初めての田植え体験、一生の思い出にしてね。

一見みんな丸いこけ田んぼに見えますが、耳がついていたりスライムみたいに頭の先を尖らせていたり、少し平べったく伸ばしていたりとこだわりを感じます。そのこだわりはデコレーションにも表れていますね。みんな細かい作業していたな~~

そして、こけ田んぼを作り終えると御田植祭の神事です。ワイワイとみんなで盛り上がっていたこけ田んぼだけど、ここからは子どもたちも静かに田の神にお祈りを捧げます。

みんな頑張って長い時間じっと我慢してお祈りしてくれたから、みんなのこけ田んぼが豊作になると良いね!!

最後はこの日お世話になった朝日神社へ奉納の田植えをみんなで行いました。

 

アンケートの感想コメント

家族全員で楽しみながら創作が出来ました。

特別な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

初めてのこけだま作り、開放的な屋外で体験できとても楽しかったです。

お米の大切さを身に染みて感じることができました。ありがとうございました。()

イベント詳細
  • イベント名:第5回ろっぽんぎで御田植祭
  • 日程: 2018年6月3日(日)
  • 場所: 朝日神社 東京都港区六本木6-7-14
  • 実施内容:こけ田んぼづくり
  • 詳細:https://satomachi.jp/blog/2018/05/04/otauesai_asahi05/

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