そんな想いで開催した5月のSATOMACHIワークショップ。
テーマは「のがけ(野駈け/野掛け)」。
「のがけ」とは、「5月から6月(旧暦3月から4月)ごろ、野山に出て遊ぶ」ことを意味する古語で、今で言う「ピクニック」のこと。
草の匂いとそよそよとした風が心地よく、夏が来るなとソワソワしてくる。
そんな時期にオススメの楽しみ方を紹介しました。
5月の凧あげ
「凧といえばお正月」というイメージが強いですが、外へ出ても寒くないこの時期にも楽しめる遊びです。
教えてくれたのは、日本凧の会 広島支部の花本さん。
グニャグニャ凧とも言われる「スレッド凧」の作り方を教えてくれました。
建築資材のタイベックシートに竹ひごをつけ、糸をつけてできあがり!
花本さんが仕込んでくれた材料のおかげで、あっという間に完成です。
釣り竿を使って試験飛行をしたあとは、わくわくアート体験隊のちよさんと一緒にスタンプアート。
丸や四角、三角のスタンプでカラフルに色づけていくと、オリジナル凧ができました。
せっかくソトに出るなら
大崎下島の御手洗から写真家のトム宮川コールトンさんにも来ていただきました。
教えてくれたのは「ソトで上手に写真を撮るコツ」。
「日なたでは光量が強すぎるので、日陰で撮る」などのコツを教えてくれたなか、みんなが一番驚いたのは「スマホで人物を撮るときは、少し離れてズームにする」というアドバイス。
スマホのカメラは広い範囲を撮影できる「広角レンズ」なので、近くのものは大きく写してしまうそうです。少し離れてズームで撮ってあげると歪みのない自然な写真が撮れるそう。
撮った写真は「大きく引き伸ばしてプリントアウトすると上手に見える」そうですよ。
普段は写真家としてだけでなく、大崎下島の御手洗でイングリッシュティーハウスも運営されているトムさん。本場イギリス仕込みのスコーンはイオンモールでも大人気でした。
「大崎下島は景色がいいので誰でも上手に撮れる」とも言っていたトムさん。御手洗への「のがけ」も皆さんぜひ!
「のがけ」に持ち出したい道具たち
福山の折り紙ヒコーキ協会が開発した折り紙ヒコーキのブースでは歓声が。
風にのってスーッと飛ばすと、子どもだけでなく大人もはしゃぐ気持ちよさ。
他にも会場では、涼しげなラタンのバングルや髪飾り、ピクニックに持っていきたい三角形のスツールなどのワークショップも。
旬を味わうマルシェ
とれたてのアスパラは三次市おかもと農園さんから。柔らかいので下茹でなしで美味しくいただけます。
島根の石見麦酒さんは、桜のどぶろくと、さつまいも「べにはるか」のビールが人気。
気ままに、マイペースに「のがけ」
自粛ムードや慣れない新生活で、ストレスもたまりやすいこの季節。
外に出て、体も心もしっかりとストレッチをしてみてください。
イベント概要
◆講座 日程:5月1,2日両日
[ソトで見つけた心惹かれた風景を、写真に収める3つのコツ]
時間:14:00~14:30
◆ワークショップ 日程:5月1,2日両日
[スタンプ凧づくり]
時間:①10:30- ②11:30- ③14:30- ④16:00-
[折り紙ヒコーキ]
時間:①10:00- ②11:00- ③13:30- ④15:30- ⑤17:00-
[ミスミ・イスワークショップ]
時間:随時受付
[ラタンのバングル作り/髪飾り作り]
時間:随時受付
運営:SATOMACHI
協力:アトリエ ココン/石見麦酒/大田設計事務所/おかもと農園/岡本家のうら山/折り紙ヒコーキ協会/The Tea Cozy/野良道具製作所/日本の凧の会 広島支部/わくわくアート探検隊
お問合せ先: SATOMACHI/さとまち info@satomachi.jp 090-3918-1211(担当:和田)
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