おかげさまで申し込み多数のため申し込みを締め切らさせていただきました。ご了承ください。
- 『子どもにいろんな自然体験をさせたい。』
- 『比治山の整備を行政に任せっきりにするのではなく、地域の住民の方や団体の方、そして行政の方など比治山に関わる方と連携しながら、できるところから整備し、活用し、みんなで楽しめる比治山にしたい。』
- 『比治山を子どもだけでなく、大人も「育む」場所にしたい。』
比治山が街中の里山として今よりもさらに人々が楽しく活用でき自然と共生できる場所になることを思う方々と出会い、みなさんと一緒に考えながら実際に少しずつ整えていきたいと思い開催する「ととのえる比治山」。
今回は、第1回目の養成講座とは趣を変え、実際に比治山の森の中に入り、木を見て、簡単な手入れにも取り組む、初心者の方にも参加してももらいやすい内容です。
「柴刈りって・・・?」
日本人なら誰もが一度は耳にしたことがある「しばかり」。そう、昔話の「おじいさんは山へしばかりに」の柴刈りです。公園等の伸びた芝生を刈り揃える「芝刈り」ではありません。
そうすると、おじいさんは山へ何しに行ったのか?
その答えを探しに、おじいさんと同じように、みんなで比治山の山の中へ入っていき、実際に「柴刈り」を体験してみましょう。
難しい道具は使いませんし、第1回講座を受講していらっしゃらない方でも参加可能です。ぜひ、親子で参加し、のこぎりなどを使いながら、山に入ることや柴刈りの難しさやおもしろさを、体いっぱいに感じてみてください。
山を「手入れ」する
大事なものを長く保ちたい時、手入れをするとよく言いますが、実は山も同じです。
柴刈りは、まさに山に「手を入れる」ことです。
そうすると、風が通り抜け、光が差し込み、見通しがよくなり、人が入りやすくなります。またそうした人の気配が野生動物を遠ざける効果もあるようです。昔はこうしたところで、焚き木を拾い、きのこを採ったりと自然の恵みを生活に取り込んでいたのでしょう。
今だと、安心して駆け回れる野山となり、捨てられるゴミも減るかもしれません。手入れする前と後では、山の景色が大きく変わります。自分の手で山がどう変わっていくのかも、今回のポイントかもしれません。
前回に続き、広島県内の森づくりに携われているNPO法人ひろしま人と樹の会様を講師に迎えて、座学でまずは基本的な手入れの知識を学び、初心者&親子チームと森づくり経験者チームに分かれ、リーダーの指導のもと実際に柴刈りを行います。
みんなで力を合わせ、スッキリしたスペースになることを想像するとなぜか嬉しくなってきます。
自分のため、家族のため、仲間のため、地域のため、安全を確保し森を活かしていきましょう。この機会にぜひご参加ください。 申し込みはこちら
-profile- 特定非営利活動法人ひろしま人と樹の会
-当日の流れ(予定)-
- 8:45 受付開始|@比治山トンネル上のスペース
- 9:00 オリエンテーション
- 9:10 座学 山の手入れの基本/リスクマネージメントなど
- 10:00 実地体験
- 12:00 振り返り
- 12:30 解散
本事業の背景 比治山公園「平和の丘」構想
広島市では、都心にありながら、緑豊かな自然環境に恵まれるとともに、現代美術館やまんが図書館といった文化施設のある比治山公園を、より魅力的な新たな拠点として再整備するため、平成29年3月に「比治山公園『平和の丘』基本計画」を策定しました。 現在、この計画に基づき、公園内の施設の再整備を段階的に進めていくとともに、比治山公園のにぎわいづくりや魅力向上のための取組を進めています。
ととのえる比治山 vol.02 〜みんなで柴刈りに〜 企画概要
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